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真冬の昼のジャンカツ

前回自腹でかなり格安に構成できたデュアルCPU12コアサーバー機はその後細かな調整を経て常用可能なデスクトップPCになった。
手始めに騒がしいファンであるが、回転数変化が正直なところ温度変化に追随しているわけでもないのでもう帰還周波数を尊重することもなくVCCに抵抗を挟んで低速化してしまった。ただ、下げすぎるとやはりマザーボードの検知にかかり、POST画面で起動をは弾かれてしまう。弾かれない下限でも普通のPCに比べるといささか気になるほどの音量が出ているので、完全に抑えるには発振回路を挟んでダミーの周波数を与えるしかない。これは6回路入りシュミットトリガインバーターICで簡単に実現できそうだ。

SATAの対応が2.0までしかない件はオンボードのRAIDカードがSSDに対応しないこともあってSATA3.0のRAIDカードを購入して導入。
IMG_1371.jpg
これでPCIe2.0_x2の最高速度の800MB/sの最大アクセス速度を得られる。このRAIDカードは非常に汎用性が高いので本機をメイン機の地位から外すときにSSDごと取り外して使用できる。まあSATA3.0があと何年でレガシー化するかが問題だけどたぶんLGA1366よりは長く持つんじゃないかな。

そしてPCIeスロットにはさらに旧メイン機から取り外したGTX970を移設。Gen2のx8なのでいささかフレームレートが落ちたように感じるが、ベンチマークを比べたことはないので実際の差はよくわからない。x16でもx8でもあまり変わらないはずなんだけど。
IMG_1370.jpg
とにもかくにもこの手のビデオカードは補助電源の供給が必須なのでHDD用4ピン電源コネクタをPCIe用補助電源に変換するケーブルを作成して動かした。たったの460Wの電源でCPU二基とGPU一基を養うのでなんとなく電力が足りなくなりそうだが、ひとまずGTX970の省電力性能のおかげで不安定になることなく稼働できている。

ついでに秋葉原の某中古屋で2GB-DDR3-1600のアンバッファECCメモリが一枚500円の狂気価格で売られていたのを活用してRAMを24GB(アンバッファの上限)まで詰め込んだ。
IMG_1372.jpg
せっかく1600MHzのメモリだが2CPUなので残念ながら1066MHzで動くようだ。その代りトリプルチャネル4組のインターリーブ動作が可能なので結局アクセス速度は悪いことはないだろう・・・とおもいきや、RAMDISKを作ってアクセス速度を測ったらそこまででもない。

最後のとどめにUSBDACをフロントにつけ、これでオーディオ再生もできる普通のPCが完成。
IMG_1398.jpg
とは言っても素人には4コアだろうが12コアだろうが変わらず、メモリだって14GB(旧機)だろうが24GBだろうが同じ、ディスクアクセスの450MB/sと800MB/sさえ体感差無し。
むしろ効いてくるのが起動速度で、電源投入からPOST画面まで2分もかかっているとOSの速度がどんなに上がってもやはりすぐ嫌気がさしてくるもの。結局1ヶ月ほどデュアルCPUを満喫したところで旧メインPCと再び入れ替えてしまった。

で、使わないなら値が下がらないうちに売っぱらわないとデッドストック化するのだが、本体15000円+CPU10000円+メモリ6000円で3万円以上じゃないと赤字。
全部いっぺんに売るより本体+CPUとメモリに分ければ合計金額は増えそうだけど、、、それってつまりただのメモリ転売?
いやはや、その点12コアならもれなく20万円以上の価格がつくMacProはさすがとしか言いようのないブランド力でっせ。


とこんなことをしている内に年二回恒例のジャンカツシーズンに。一応行ける範囲のキャンパスのゴミ出し事情は一通り確認したのだが、大抵は研究室ごとに廃棄品リストを提出して一つ一つ照合して産業廃棄物運搬車に運び込んでいるようだ。
こういうふうに事務的にキッチリカッチリやられると分けてもらえるものも無いので特に狙いもしない。
ただ唯一、駒Ⅰキャンだけはリスト照合もせず雑にどっさり山積みにするだけなので収穫が可能。
というか捨てに来た教員に再利用したい旨を告げると割りとみんな喜んで提供してくれるので他のとこでも制度さえ違えば再利用には肯定的だと思う。

で、そんなわけで貰ってきたモニター3枚。他にも細々したPCパーツをいくらか摘出してきたけどそれは省略。
IMG_1381.jpg
なんという奇遇か、インチ数も解像度もぴったり同じ。更に三台とも90°回転するスタンド付き。
うぉーいこれは縦置きトリプルディスプレイになるんじゃないの??ベゼルが邪魔だけどちょっとロマンがあるんじゃないの?
だけどジャンクが一発で動くと思うなや、一枚一枚動作確認をせねばならぬ。

まず一枚目。DELLの2006年くらいのやつ。
IMG_1399.jpg
当時はFHDを出力できるグラフィックボードが少なく、このモニターの解像度を活用できる環境があまりなかったとかなんとか。今で言う4Kモニターみたいなポジションだったのだろうか。
こいつはただ古いから捨てられただけのようで、動作は異常なし。

次はHPのやつ。書くのは二番目だけど拾った時系列は最後。
IMG_1366.jpg
教員曰く「それ映らないよ」とのこと。電源を入れると電源LEDだけ点灯して画面は暗いまま。確かに映らない。
でもよく見るとうっすら色が出ているのでバックライトが発光していないだけのようだ。
これなら(面倒くさくて放置しなければ)修理成功率は非常に高い。LEDに電流を供給するDCDCコンバーターだけが壊れているので最終手段として自分で調光回路を作る荒業も可能。さてその問題の電源基板を拝見しよう。
IMG_1367.jpg

電解コンデンサの異常はなさそう。ヒューズ切れは・・・
ヒューズは・・・!?
IMG_1368.jpg
なんか切れてる!
ほらこれでしょFって書いてあるし → ただのジャンパーの足の側だった
うむむただの勘違いか。でも他のヒューズも異常無いし。

さらに基板を調べると赤丸の部分に熱による変色を確認。
IMG_1367.png
しかもDCDCのICの出力段のほうに固まったヤニのようなものがこびりついている。
ここは5Vから12Vを作るところだが、そのICが過熱で泡吹いて死亡したのだろうか。
言って見ればこれはただの昇圧チョッパなので気合で置き換えも可能。

原因はここかな~と見当をつけ、いちおう通電して電圧を確認すると、

ん?12Vが出てる?軽負荷だから?でもICが爆散したら軽負荷だろうがだめじゃん?

続いてLED調光回路の出力を調べるとこちらも60Vほどの正常な値に。え?じゃあなんで光らないの?
さらに調べること数分。調光回路のシンク側の電圧を測ったところ、どうも電圧がこっちに帰ってきていないことが判明。
つまり調高回路とLEDの間のどこかに断線か接触不良があることになる。
どこだろうなどこだろうなと色んな場所にテスターピンを当てていると・・・

バックライト「チラッ」

短時間だけ光った。どうやら基板に応力をかけるとたまに光るらしい。切れている箇所は基板上にあるらしい。
となればコネクタと出力のハンダ部分を導線で直接接続してみる。

IMG_1369.jpg

修復完了。結局原因はコネクタ周囲でパターンが切れていたことのようだ。


三台目はEIZOのモニター。
IMG_1384.jpg
HPのやつと同様、こちらも「映らないんだよそれ」のコメント付きな物件。
電源を入れるとすまし顔でEIZOのロゴが出るのでぶっちゃけ本当は問題ないんじゃないかと思った。さすがに映るものを映らないと評するのはまさかコンセントを刺さずに故障だと思ったのじゃないかと。

でも案の定ダメだった。DVIだと信号を認識したりしなかったり、したときは色調がおかしい。DPだと毎回認識するけど壊れたグラボの出力みたいにものすごい勢いでチラチラと。
参ったなあバックライト不良は手作業で対処できるけどこういうのは無理なんだ。

かなり負けムードで一応蓋を開く。
IMG_1386114514.jpg
壊れているといえどブランドモノの液晶なのでかな~りしっかりした電源基板がはいっている。そして右側にはとんでもない数の冷陰極管インバータ。
症状を分析するに、起動ロゴは映るけど入力された映像は乱れるのでDVIとDPの共通の信号処理部に問題がありそう。
それってつまり・・・チップセットみたいなその大きなチップだよね・・・。
ひとまずヒートガンを使うも改善せず、ハンダが融けるまで思いっきりやったらどんどん悪化してついに完全死亡。
こいつぁ無理っすわ。

さてメイン基板は死んだけど電源やパネルは正常。パネル死亡のモニターと合わせれば復活の望みはまだある。
パネル死亡のモニターといえば・・・去年の冬に拾ったBenQのゴミカスモニターがちょうど解像度とインチが一緒じゃないか。
何がゴミカスって電源ボタンが陥没しているしバックライトが暗いし色が灰色っぽいし、挙句の果てに1.5W青レーザーの直撃で常に黄色く光る領域が誕生してしまった。
最後のは自分の過失としても、もう捨てようと思ったこいつを一応バラして互換性を確認しよう。

ってなにこれ。
IMG_1391.jpg
なんか液晶としてはかなり異例な感じの接続がなされている。うん一目でこれは流用できないと分かった。

ちなみに制御基板はというと
IMG_139sfsfs2.jpg
清清しいくらいに回路規模がショボい。
なんとD-subに至っては制御基板を介さずにいきなりパネルに突き刺さる。じゃあ基板上のこのチップはDVIとHDMIの信号をスイッチするだけなのか。もう一個のヒートシンク付きのチップは表示調整のためにものだろう。要するに、メインの画像処理回路がパネル側にあるってことか。EIZOの基板を見た直後にこれを見るとなんか言葉にならないくらいの格差が。
いずれにしろこいつは捨てよう。はい。
EIZOくんは・・・いつか同型機が出てきてニコイチする日が来ることを信じて保留かしら。そして部屋のゴミがまたひとつ増える。


こんな感じで液晶を処理し、同じ頃になんとなくヤフオクでジャンクCPUに再チャレンジ。
ジャンクCPUはXeonX5650を2つ復活させたので今のところ連戦連勝。チップコンデンサ破損くらいなんともないわ。
さぁかかってこいi7 3960X
IMG_1400.jpg
そして無事敗退。
多くは言わないが多分こいつの問題はコンデンサどころじゃない。もっとどうしようもない深いところに問題がある。
認識するかしないか以前の段階でマザボか電源が短絡保護を発動させてしまうからだ。
そんなわけでジャンクCPU戦歴に1敗が加わったところで冬季ジャンカツはおおよそ終了。

そういえばデュアルCPUで遊んでる間に旧メイン機をバラしてMacProケース改造の完全版の手順を書くための写真を撮ったり
IMG_1336.jpg

スタイリッシュなレーザーポインターを作ったりしているので
IMG_1320.jpg
IMG_1330.jpg

そのうちそういうのも書き留めようかしらと。レーザーについてはまだ調光回路の設計を続ける必要があるためかり先になりそう。というかこのご時世だしあんまり詳しく説明はしないほうが身のためよね。
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