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貴重な純WSデュアル2011v3ボード

一つまえの記事で比較的使いやすそうなデュアルLGA2011-v3マザーボードを3種挙げたが、多少オススメ度の低いものもいくつか補足で紹介しておく。

GIGABYTE MW70-3S0
gbit.png
長所
・IPMI無し
・SAS付き
短所
・USB搭載数が少ない
・3wayまで
・入手性が極悪

こちらもIPMI無しで純ワークステーション向けボードとなる。拡張スロット7本でビデオカードの3枚搭載ができる良好なPCIeスロットレイアウトになっているがリアのUSBが少ないのが難点。日本どころかアメリカのAmazonにすら無いという。


ASUS Z10PE-D16 WS
1239683.jpg
長所
・インターフェース数が充実
・デザインが良い
短所
・IPMI付き
・PCIe配置が変則的(電気的にはx16で4-wayまでできる)

こちらがSSI EEBの最もフルスペックなデュアルソケットマザーになると思われる。フルすぎて余計なIPMIまで搭載。

SSI EEBより小さいスタンダードATXサイズのデュアルソケットでは
ASUS Z10PA-D8
SuperMicro X10DRL-i
が比較的安価に入手可能。
いずれも鯖風味の濃い構成になっているのでただの強いぱそこんとして遊ぶには不向き。ASUSの鯖板の多くはMIO892というHDA拡張ボードを使うとオンボードオーディオを追加できるのだがこのボードが日本で販売されていない。
米アマゾンでは15ドルかそこらなので輸入してASUS製鯖板に挿せばHDA搭載の板にできるが、対象の鯖板はIPMI付きなので最初からASRock RackのEP2C612WSを買ったほうがお得になる。


さて当方の用意したCPUの対応を考慮すると実質一択となったX10DAXをさくっと入手成功。
IMG_1716.jpg
これって一番下のPCIex16にビデオカードを挿すとSATAのケーブルに干渉するのでは・・・?
向きの異なるL字コネクタで上下に逃がしても当たる気がする。

それはともかくこの板はBUYMOREで修理上がり品として値下げで売られていたもの。
修理ついでにBIOSがBroadwell-EP対応バージョンに上げられているので、わざわざv3のCPUを購入してv4用にBIOSをアップデートする手間が不要となった。それでもってMyspec(古いBIOSのまま発送する)の価格より安いので、5秒で考えたインチキ通販サイトみたいな名前のくせになかなかやるじゃないかBUYMORE。

一応保護のためにバックプレートに取り付けてから作業をするわけだが、X10DAXのネジ穴が変則的なおかげでいくつかの場所が留められないことが発覚。赤丸の場所が固定できない。
gb.png
左上の角は応力的にまずい所なので流石にプレートに穴を追加しなければならない。今は発泡スチロールのかけらを挟んで保護することに。

まずはメインPCに入っている一基を出すのが面倒なのでシングルCPUで動作確認をする。
ESの安価なCPUが動作することがキモなのでここで駄目だと色々振り出しに戻る大事な瞬間。
IMG_1717.jpg
何も考えずにビデオカードを一番上のx16スロットに入れて通電したらエラービープが鳴って死を覚悟したが、よく見たら一番上はCPU2から出ているスロットだったのでスロットを変えたらあっさり動いた。
ここでBIOSをR2.0からR2.0aにアップデート。

メインPCからもう一基のCPUとヒートシンクとGPUを借り出してフルUEFIでWindowsの動作確認。
あらかじめ4GB4枚6000円で入手しておいたDDR4のECCメモリも全て投入する。
IMG_1718.jpg

CPU用の12V8ピンが2つある電源が薄いやつしか無かったので使ってみたが、うんともすんとも言わず。
IMG_1723.jpg
完全なEPS電源だとPowerGoodのタイミングが悪いのだろうか。

8ピンを作る変換ケーブルも手元になく、色々切ってつなげて作るのも面倒なので4ピン2つで8ピンにするタイプを分割して使用してみる。
IMG_1719.jpg
とりあえず本来の4ピンのほうはともかく余った残りの4ピンだけでも使えるようだ。

そんな感じでデュアル構成でも起動成功し、スレッド数自己ベストを更新。
IMG_1721.png
というか、10あたりからもう人間がひと目で数えられる数の限界を超えているので数倍くらい増減しても何が変わったのかわからなくなってくる。2スレッドが当たり前だった時代から一気に4スレッドや8スレッドが普及した時のワクワクに比べれば20から40になろうが80になろうがあまり違いは無いというか、体感速度の律速もとうの昔に追い越してしまったわけだし。

HWmonitorがBroadwell-E/EP対応になったため電力やクロック数を正しく読み取れるようになった。
IMG_1722.png
世界初、デュアルi7誕生! nameがi7のESなら全部i7表記になると思う。
これフルロードで25W未満ならそりゃ4ピン電源をてきとうに突っ込んでも動くわけだよ。
GPUの実消費電力はTDPを軽々超えてくるけど最近のCPUはTDPの約半分しか実際には使わないらしい。
ちなみにBCLKが102.45なのはX10DAXのHyper-Speed機能のため。選べる最大の二段階目でこれだが、マニュアルには4段階あるとの記述があったので構成次第で5%ほど上がるらしい。たぶんASUSのXeonOCもこんなもんなんだろう。
またCステートの拡張により本来の下限12倍より低い8倍で待機できるようになっている。

ここで起動速度を測ると、デュアルCPU・RAM16GB・AHCIの状態で電源投入→POST画面までは25秒。
HDDからOSのブートが始まるまで33秒。RAIDモードを混在させるともう少し長くなるはずだが、普通のX99マザーボードとそれほど変わらない時間で起動できる。これはやはりIPMI非搭載のワークステーション専用ならではであり、IPMI付きなら2分ほどかかってしまう。単体運用するならIPMIは絶対に避けたい。

一番の懸念事項であったES品のデュアル動作が上手くいったのでこのままSSI EEB対応ケースを買ってきて組めばすぐにでも破格のワークステーションが誕生する。CPUだけで言えば新品で揃える場合の5分の1以下のコスト。
しかしもとはMacケース改造計画の一環であるのでこのまま既成ケースの使用はせずにオリジナルケースを作ることにする。
というかもとはケースを作りつつECCメモリとマザーボードが安いタイミングをじっくり探って入手するつもりだったのだが、意外と早くタイミングが来てしまった。

手元にある動作品1366世代のMacProに自ら手を下すのは信仰的に許されないのでヤフ◯クでジャンクの安いものを待つことにする。筐体外観をそのまま出した前作とは異なり今回はエポキシパテと塗料を使用するので多少の汚れや擦れは問題なし。

海外の作例を見ると、筐体をバラして側面パーツと前後上下パーツを塗り分ければこんな具合に色分けができるようだ。
BG.png
パテ盛りはフロント面にUSB3.0のパネルをはめ込むために使うだけなので多少不器用でもどうにかなるか。

そんなことよりXeon Phi Knights landingとともにLGA3647が9月には市場投入されるので、次世代MacProはLGA2011-v3をスキップしてLGA3647になってしまうような、そんな気がしてならない。ケースをSSI EEB準拠にしておけば中身を入れ替えて戦えるけど、一体どうなるのやら。
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